鈍感力とは、ある刺激に対しての良い意味での反応の鈍さのことを指している。それは、精神的な面では何事も気にしないという心の強さ、肉体的な面では生 存するための体の強さに大きく分けられる。たとえば、失敗して叱られてもへこたれない不屈の精神や、食中毒にも負けない強い体を持っているということは、 ひとまとめに鈍感力が備わっていると言えるのだ。
本書「鈍感力」では、我々に備わっているこの力がどのような時に発揮されるのかを具体例を交えて解説している。また、敏感な人とを比べた際のメリットも 取り上げているので、鈍感でいることの幸福をよく理解できるだろう。ただし、鈍感力のつけ方については本書では解説していないので、純粋に鈍感力とはどの ようなものなのかを知る書籍として捉えていただきたい。
鈍感力は、生きていくうえでのもっとも基本的な才能であると著者は言っている。ここで誤解してはならないのが、全てが生まれもって備わっている力ではな いことだ。特に精神面のような後天的な才能として備わったものは、今からでも十分変えることはできる。重要なのは嫌なことでも「気にしない」という普段の 心がけだ。
書籍名:鈍感力
著者名:渡辺淳一
発行元:集英社
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コメント:2
- catch 08-04-08 (火) 12:54
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今回も見事なセレクションですね。KYなる用語が流行している昨今、渡辺純一の鈍感力を持ってくるという、その選択眼に脱帽です。
渡辺純一がどのくらい鈍感か分かりませんが、こんな話もありますし。
http://hanahana26.blog52.fc2.com/blog-entry-157.html - TAKA@ 08-04-09 (水) 13:32
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>catchさん
いつもコメントありがとうございます。
実は去年の誕生日に友人からプレゼントしてもらった書籍だったのですが、いつか書評を書こうと思っていたものがこのタイミングで出すことにしました。
今回、初めて渡辺淳一氏の書籍を読んだわけですが、鈍感力は心も体も関わりがあるので、リアリティのある話に違和感を感じずに読み進めていました(笑)
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