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失敗から学ぶ起業の心得! - 書評『起業のワナ』

起業のワナ

起業のワナ - 脱サラ社長がはまる7つの落とし穴

脱サラして起業をすることは、今や一つのブームとなり、団塊世代を始めとして高齢層の方々が新規事業を始めることが多くなってきている。しかし、一儲けしたいと思う気持ちが高ぶる中で、本当に自分の考えている路線で事業を成功させていくことができるかを見極めることが重要である。特に見かけの成功談を鵜呑みにして、失敗をしてしまった起業家は数知れないことからも、失敗談について学ぶことも大きな糧となることだろう。

そこで、これから起業を目指す人や現職の経営者が、事業の失敗談を学ぶことができるのが「起業のワナ」である。本書では、19のケースに分けて様々な経営者の失敗が語られており、筆者自身をはじめ、ライブドアショックを生み出したあのホリエモンや上場企業の社長の座を奪われた元クレイフィッシュ社長の松島庸氏などが失敗談の対象となっている。勤めていた会社の肩書きを捨てた脱サラ社長が、ゼロから事業をスタートするギャップや企業する際の大きな誤算を学ぶことができる。また、今流行りのフランチャイズについても触れており、詐欺による失敗もさることながら、加盟店として開業すること自体も、本部の一人勝ち状態を作り出しているだけにすぎず、本当の意味の起業として成り立っていないことを知ることができる。

本書の大きな主張として、企業における7つの落とし穴を挙げているが、それらの原因はすべて「奢りと思い込み」からくるものであると断言している。まさに身から出た錆と言え、人が原因で事業の良し悪しが左右していくことには同感である。事業とは、それこそやってみなければわからないものであるが、失敗事例から少しでも反省点を汲み取り、見直しをたてることを本書から学べるだろう。

書籍名:起業のワナ

著者名:渡辺仁

発行元:日本実業出版社

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コメント:1

MK 08-02-15 (金) 11:42

「奢りと思い込み」を排除して生きるというのは、人生の大きなテーマでしょうね。
起業を成功させるというのは様々な要素が必要で、困難なことなんだと思います。

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